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【気づき】世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力【読書感想文】

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Twitterのフォロワーさんから紹介していただいた本を読みまくろう!企画、
第4弾はnozoさんからの紹介で「世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力」でございます。

フリーランスになってから会社の看板がなくなり、自分の力で生きていく、ということをより意識する機会が増えました。

「自立する」ということを意識しすぎるあまり、誰かにうまく頼ることができなくなってきたのでそれはそれでまずいよなー…と思ってます。

ただ、誰かにおんぶに抱っこで生きていくよりも、やっぱり自分の足で自分の信じた道を歩んでいく楽しみというのは何物にもかえられないものです。

誰かに頼るにしても、前提として自立している、というものがないと楽しみも半減してしまう気がします。

 

本書では、この「自立する」という状態を「プロになる」という表現で、著者の経験をもとに書かれています。

小さいころからゲームに没頭していた著者が、まだプロゲーマーという言葉がない時代をどう駆け抜けてきたのか。

ストーリーのおもしろさだけではなく、これからの時代を生き抜く方法を学ぶことができます。

 

今回は、自分の道を進み続けるための方法として

・自分を信じ続けること
・最善の方法を生み出し続けること

という切り口でまとめたいと思います。

 

自分を信じ続けること

 

スポーツでもビジネスでも勝負事を経験したことがある人ならわかると思いますが、

「勝つこと」

「勝ち続けること」

は似ているようでまったく違う考え方が必要になってきます。

本書ではただ勝つだけでなく、プロとして第一線で活躍できる、勝ち続けられるために必要なことが語られています。

ノウハウ的なことではなく、姿勢や心の持ち方といったマインド的なことが中心ですね。

まず、自分が進むと決めた道で、プロとしてやっていく、という覚悟をもつこと。
本書はこのメッセージを伝えるための本、といっても過言ではありません。

覚悟をもっている状態とは、自分をとことん信じることができている状態のこと。
自分を信じていなから、将来が不安になったり、テクニックに溺れたり、流行りに流されたりします。

また、苦痛を伴う努力もすべきでない、とされています。
自分を痛めつけるような努力で得られるものは、傷と痛みだけです。
自分が本当に進みたい道であれば、努力は楽しいものだ、という認識になるはず。
努力を苦痛と感じるようであれば、それは周りの目を気にして行っている努力であったり、そもそもその道を選ぶべきではない、と言えるでしょう。
そう感じたときは、努力の方法を変えるか道を変えるか心の持ち方を変えるか、なんらかの変化が必要なタイミングなのかもしれません。

 

これからの時代は、今までの職業と新しい職業が大きく入れ替わるのではないか、と言われています。
ただ、職業というのはあくまでもラベルであり、後付けで決められたものです。
その中身が本質なわけですよね。
であれば、職業名にとらわれることなく、どんな仕事をしているのか、といったところに目を向ける必要があります。

 

たとえ職業名が変わったとしても、自分が楽しんでやっていることの本質は変わりません。
それをアウトプットする環境が変わるだけなんです。

プロとして自立するうえでは、この「自分が楽しんでやっていることの本質」をしっかりと認識する必要があります。

同じ職業名、たとえばプログラマー、サッカー選手、歌手、と表現されても、
どの要素に楽しさを感じるのか、どういった貢献をしているのか、ということは人それぞれなはず。
それを意識することができないと、
「自分のやっている職業は、将来消えてしまうと言われている…」
という不安に襲われてしまうんです。

車の自動運転が主流になれば、タクシー運転手の仕事はなくなるだろう、と言われていますが、たとえば「観光客に英語で案内できる、ホスピタリティ溢れたドライバー」であれば、外国人観光客はその人と一緒に観光を楽しみたいと思うでしょう。

仕事がなくなるのは、仕事を表面的にとらえて、自分なりの価値を発揮できない人たちなんです。

既存の職業を目指すだけでなく、新しい職業に取り組む際にも同じ考え方が必要です。

昔はゲーマーやYouTuberという職業はありませんでした。
ただ、職業名ではなく仕事の本質という見方をすれば、どちらも「自分のスキルを高めて、見ている人を楽しませるエンターテイナー」と言い換えることができます。
であれば、テレビや映画に出演する人と同じような役割を果たすことができるわけですよね。
ただ表現するプラットフォームが変わっただけなんです。

なので、自分が楽しんでやっていることに対して自信を持つには、こういった「自分がやっていることの本質」を見抜くことが大切になってきます。

 

最善の方法を生み出し続けること

 

自分が楽しんでやっていることの本質を見つけられたとしても、それでずっとやっていくためにはもうひとつの要素が必要になります。

それが、最善の方法を生み出し続けることです。

日本では「守破離」という言葉がある通り、最初は型にはまることを推奨されます。
ただ、型にはまり続ければいいというのではなく、何のために型にはまるのかというと型を破るため、なんですよね。
守(型にはまること)はあくまでもステップの一つ目であり、そこにいつまでも留まるのは本末転倒になります。

留まる原因としては、失敗に対する恐怖ではないかと思います。
先人の知恵を駆使してうまくいったとき、その成功体験にしがみついてしまいますよね。
また、便利な技もしがみつきやすいもののひとつです。

僕の周りには多くのエンジニア(プログラマー)がいるのですが、やはり最新の技術に対する知識や経験が求められます。
しかし、表面的なものを学び成果を出すことは大切ですが、プログラミングの本質である「データ構成とアルゴリズム」に対する深い理解も必要とされています。
ただ、その本質はあまり目新しさがなかったり難しかったりするので、それらを勉強してます!という人はあまり見かけないような気がします。
やっぱり目新しいものってやってて楽しいですからね。

でもその新しい技術が使えなくなったり、また別の技術が出てきたときには学び直したりする必要があります。
みんなその道を進むので、熾烈な競争が生まれますよね。
そんな中、プログラミングやエンジニアリングの本質を理解しているかどうかで大きく差が生まれるのではないでしょうか。
僕自身、まだまだ本質の理解からは程遠いところにいますので、新しい技術と本質の理解をどちらも学んでいきたいと考えています。

また、新しい技術が出てきたときに学ぶ、という姿勢も大切ですが、もっと最前線を走ろうと思えば「新しい技術を生み出す」ことが求められます。
これは世界一を目指す人にとって必要、ということですので、どんなプロを目指すかにもよりますけどね。
確かに、どんなプロの世界であれ、常に最前線にいる人は、追いかける人ではなく生み出す人なんですよね。
お笑い芸人で常に第一線でやっている人たちは、ただ演者として出演するだけでなく、番組などの企画や演出などにもかかわるようになります。
また、ドラマや映画など新しい分野にも進出し、常に自分を進化させることを止めません。
こういった姿勢が、彼らをプロ中のプロにしている理由のひとつでしょう。

プロとして活躍するためには、成果を出すこと(勝ち続けること)は大切ですが、それと同時に失敗するかもしれないが、あらゆる方法を試すことも大切です。
目の前のことに全力を出していれば、改善点はどんどん出てきますし、今までのやり方ではうまくいかないということに気づきます。

そんなとき、勇気を出して新しいことを試すことができるかどうか。
これが自分の道を進み続けられる方法として大切になってきますね。

 

まとめ

 

自分の道を進むということは、とても勇気がいることです。
みんなと一緒の道をなんとなく進んでいた方が、努力もしなくていいし今までのやり方を続けていればいいので、楽なのは楽なんでしょう。

ただ、その道を外れなければならないことがあったとき、自分の足で立ち、自分の道を進む力が必要になります。

そうなったとしても困らないように、今のうちから力を身に付けていきたいものです。

自分を信じ、最善の方法を生み出す。
そして、それを続ける。

そんな日々を送ることができれば、どんな変化が起きても困らないようになるでしょう。

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